事業内容

1.中小製造業への生産システムのITソリューションの提供

平成13年度から社団法人首都圏産業活性化協会(以下、TAMA協会)のTAMAコーディネーターとして、TAMA協会会員企業数社への企業訪問とそのIT化促進支援(コンサルティングおよびシステム・デザイン)を通じて、中小企業の実態に対応した生産システム(関係した5社)の技術・ノウハウの蓄積が進行している。特に、受注型/量産型の受託加工企業を中心として、生産システムを構築する機能のなかから、標準的な機能(売掛管理、買掛管理など)のパッケージ・ソフトウェア化について、研究開発を深耕している。

標準的な機能を核とてITソリューションを提供するなか、企業として特徴の出やすい領域(受注/出荷、調達など)への拡充をはかる事業の展開を推進している。

2.電子商取引(EDI)活用によるメリットの提供

平成13年度補正予算即効型地域新生コンソーシアム研究開発事業における「シンプルXML−EDI研究開発プロジェクト」での研究成果をもとに、平成15年度以降にその整備をTAMA協会会員企業へおこなっている。

また、平成17年12月に設立された共通XML/EDI実用化推進協議会(以下、COXEC)の会員企業として、次世代B2BインターネットEDIの早期実現を目指すなか、平成18年度中小企業戦略的IT化促進事業におけるTAMA協会の調査事業に参画している。

これら活動の成果の普及は、中小製造業の経営革新に大きく寄与できるものであり、TAMA協会と歩調を合わせシステムの提供とEDIネットワークの普及推進をおこなうものである。